【初音ミク】春の便り 【オリジナル】offvocal
春の便り
放課後響いた鐘の音
ざわつく部屋を抜けるたび
気づかれないように
横目で見あげた
蕾をつける桜の枝
三度目になる冬の暮れ
淡い想いがちくっと胸に刺さるの
奥ゆかしい恋だなんて
言い方が良過ぎるかな
でも今だって交換したきりの
通知音を期待してる
言えなかった言葉を
触れたかった君の手を
全部伝えたいの
どんな言葉で表せるの
昨日言った「またね」も
ふと笑うその声も
どんな言葉にしても
かなわないような気がするけど
ふと思い出すたびに
色づいてゆく
春の便りを
君に届けよう
問題は明日、君になんて声をかけるか
できるだけケータイに作戦を書き出してみる
ほんとにこれで大丈夫かなぁ?
ほんとにこれで大丈夫かな。。
なんて悩むのも最後なのかな
鏡の前頬つねって
うまく笑えてるかな
こんな練習させてるなんて
思いもしないでしょ
したためた言葉を
胸にそっと閉じ込めると
「きみはそれでもいいの?」
ほんとの自分が問いかけるの
昨日言った「またね」は
明日は言えないから
君に読む手紙を
何度も自分でなぞってみるの
綴った想いは君と
広がってゆく
僕らの距離を
泳ぎきれるの
時間が経てば
桜は咲くのに
何年待ってもまだ咲かない
想いを咲かせるのは――
言えなかった言葉を
触れたかった君の手を
全部伝えたいの
私の言葉で伝えたいの
振り返る季節に
ふと気づいたことがあるの
君が私の瞳に
いつでも映っていたことだよ
想って過ごした日々を
彩っている
君への恋を
今届けよう
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