そよ風が送る 変わりのない日常
背伸びしながら息を吸ってみた
「このときがずっと続けばいいのに」

心地良い窓辺 傍らのプロテア
欠伸しながら春を感じていた
「退屈な日ってのもたまにはいいかもね」

届きもしない 黄昏を目指した 幼い頃の地
去りそうな思い出に そっと微笑み
「ありがとう」 小さく呟いた

蒼い空を見上げれば 少し寂しい 夜を覆す光が
僕を包んでくれる
新しい一日に期待込めて

陽だまりの朝 鶯のさえずりが響くこの部屋
ちょっとだけ甘い紅茶飲んで リフレッシュしようか

(ら~ら~ ららら~ らら~ら~ら~)

「暖かい春ももう終わりかな?」

芽吹く向日葵 夏が訪れる気配
「切ないね」小さく呟いた

蒼い空に隠れた 星々 少し恋しい
想いを揺さぶった
綻びた純情を
縫い直し 手を伸ばす
高く空に

「まだ行かないで まだ行かないで」
過ぎ去る季節に願った
このときを忘れない
忘れたくない だからもうちょっと…

碧い草木がくれた メッセージ
とても暖かく ときには冷たさも
僕の背中を押した
新しい季節も期待 できるといいな

それじゃあね。また今度
新しい一日に期待込めて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

(歌詞応募)新しい一日に期待を込めて

↓みーぞ様の楽曲の歌詞の応募をさせていただきました。↓
http://piapro.jp/t/Ex9c

この歌詞の前半は春のブレイクタイムということを意識し、後半からは「暖かさ」だったり「ほのぼのとできる」だったりする春が夏(梅雨)に切り替わる、そういった季節の変わり目から感じる独特な切ない気持ちを書きました。しかしそこには「切なさ」ばかりでなく「期待」もあるはず、と思いました。これも変わりのない日常と呼べるでしょう

少し押韻や対比も意識してみました。
比喩的表現はあまり使わず、サビで使うことでインパクトを付けました。

閲覧数:261

投稿日:2017/12/10 21:09:10

文字数:506文字

カテゴリ:歌詞

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