夜の車窓に背をもたれ 横目に眺めるは深海

青白い月に照らされて 光る魚の眼 数えていた


繰り返す日々の痛みさえ 今だけは愛おしく思える

有限の時間に追われて 過ぎ去る季節へ手を振った


引力、導かれ 浮かぶ、水面ー。



まどろみに優しく包まれ 漂う意識 透明な海の月

哀しみをさざ波に忘れて 終着の場所まで眠る



いつか言いそびれた想いが 溢れだす胸中の深海

手探りで掴んだ言葉は 触れた瞬間 泡になった


静寂、掻き消した 風は何処へー。



目に映る世界は広くて 行き先も見失ってしまうけれど

流れゆくさざ波に任せ 終着の岸辺を辿る



引力、導かれ 浮かぶ、水面ー。



まどろみに優しく包まれ 漂う意識 透明な海の月

哀しみをさざ波に忘れて 終着の岸辺へ


まどろみに優しく包まれ 漂う僕ら 透明な海の月

哀しみをさざ波に忘れて 終着の場所を夢みるー。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

海月-kurage-

電車で帰宅中に作った歌詞

曲のイメージはプラスティックトゥリーの爽やか系

閲覧数:317

投稿日:2013/12/11 01:18:50

文字数:399文字

カテゴリ:歌詞

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