甘い吐息に靡く
それは罠だなんて解らずに
知ったかぶりな顔して何もかも
嘘で片付けてる
すっからかんな僕の感情につけ込む偽者たち
間違いに気付けたなら心も晴れて楽になるのに
こだまする自分勝手な言い訳を垂れ
取り返しの付かない僕の所為なの
泣いたのは僕だ
首を絞めたまんま空っぽの心に伝わらない
血が頭に登らない
もう常磐の眠りにつきたい
嘘も誠も何にも信じたいものは無くなったよ
人に見せられない醜態をさ
鍵をかけて隠す
便利な仕組みだホントに呆れて前を向くのが
億劫で立ち向かう孤独を人知れず抱え歩いてく
鼻で笑っちゃうよこの世界に生きたことを
誰かに見つけて欲しくて本性を吐露したんだ
落ちこぼれに辛辣な顔で言い放つ卑怯者
立ち去ってく後ろ姿を何度目にしたんだろう
心の殻が幾重にもなって雁字搦めなる
僕の居場所を奪って何も生きる糧に出来ないよ
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私終末論(わたくししゅうまつろん)
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