明日の続きが今ならば

 明日の続きが今ならば
 君に声をかけられるだろうか
 明日にはいなくなってしまう
 微笑む君の横顔に

 明日の続きが今ならば
 君の手を取って言えるだろうか
 スとキとデとスの四文字を
 喉につかえたこの想いを


 僕はいつだって、後悔ばかりしてる
 捨てられていたあの仔猫は
 拾われただろうか
 僕はいつだって、悩んでばかりいる
 時の流れは残酷で
 僕を待ってはくれないのに

 砂時計を指で弾いて
 壊してしまうことすら
 臆病者の僕には
 きっとできやしないから

 明日の続きが今ならば
 立ち上がることができるだろうか
 明日にはいなくなってしまう
 君の背中を追うために

 明日の続きが今ならば
 走り出すことができるだろうか
 スとキとデとスの四文字を
 君の耳に届けるために


 僕はいつだって、振り返ってばかりいる
 あの時、ああしてればなんて
 仕方ないことなのに
 僕はいつだって、考えてばかりいる
 あの時、こうしてればなんて
 やり直せやしないのに

 後悔して
 悩み続けて
 僕は何を得ただろう
 振り返っても
 考えても
 何もわからない

 明日の続きが今ならば
 きっと後悔なんてしなかった
 君との最後の言葉すら
 交わせなかった僕みたいに

 明日の続きが今ならば
 違う!
 今が明日の続きなんだ
 明日の僕はきっとまた
 後悔するに決まってるから

 明日の続きは今なんだ
 僕は君を追いかける

 明日の続きは今なんだ
 僕は君の前に立つ

 明日の続きは今なんだ
「好きです」の四文字を

 明日の続きは今だから
 君の前で叫ぶんだ

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

明日の続きが今ならば

閲覧数:70

投稿日:2018/02/04 20:25:12

文字数:709文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました