A[男性パート]
君は しゃらり、しゃらり、衣擦(きぬず)れを
 遺して逝った

明けを待たず 月へと帰る背も
 見せてはくれず仕舞いで
 
B
触れた手の ぬくもり
 薄れ尚更 狂おしくもなる

嗚呼

S
赫奕(かくやく)の 金の涙
 霞へと隠し
輝ける 光さえも
 いまや 懐かし日々


B’[女性パート]
躊躇(ためら)った くちづけ
 離れ尚更 口惜しくもなる

嗚呼

S’
仮初めも 焦がる腕(かいな)
 抱き締めた憂き世
夢よりも 儚くて
 弾け消ゆ 泡沫(うたかた)

嗚呼

S[男女]
赫奕の 金の涙
 霞へと隠し
輝ける 光さえも
 いまや 戻らぬ日々

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

赫奕の夜、金の涙

赫奕は”輝夜”の語源ともいわれる言葉。光り輝くの意。
現代語を次のフレーズで出して意味を匂わせてみました。

衣擦れ=絹などの裾が擦れ合って鳴る音のこと


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投稿日:2012/02/29 22:50:50

文字数:289文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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