遺伝子はとうに見透かされて
ミクロのからだ
マクロに呑まれる

脳裏に映った
白い花
あした生けられる
つめたいしかく

さらさらになった
声を持ち合わせていない
風にもなれない
ただそこで揺れてる
気づかれない鼓動

ああ
遺伝子はとうに見透かされて
ミクロのかなた
マクロに呑まれる

さらさらになった
こなぐすりみたいに
海に溶けてく
苦くも甘くもない
ただの白いわたし

マクロに呑まれた
それでよかったのだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

海の良薬

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投稿日:2017/06/03 23:40:52

文字数:208文字

カテゴリ:歌詞

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