「自分が嫌い」と嘘ネズミ
「自分を嫌える自分が好き」
言わなくたって わかってる
かきまわすモカの 苦み指標

ちょっとお外に目をやって
たやすく積まれた その角砂糖
妬むウサギが 見えたんだろ?

真理もしのぐ口先のため
茨の門へ 大行進とは
まったくとんだ Pulcinella(もうもくしょうがい)
ネガティブな牙の終点だって
結局 裏 裏 彼自身

耳栓を 誰か知りません?
おさえるには大きすぎる耳
先っぽはとうに冷えきった
Il Capitano(ぐんじんさん)も 笑ってる
口角吊って 笑ってる


「どちらがいいの」イヌがはにかむ
マーマレードも マスタードも
初恋の味で かわりないのに
かじりつくパンの苦みも そう

どっと押し寄す情の瀬を
バターナイフで 削ぎ落とそう
そんなウサギの 一人舞台かも

Columbina(まぼろし)だってわかっているため
あばらも軋む 目眩がしてさ
屈託飛んだ 遠吠えのなごり
きつく塞げど消えやしないし
とっとと たら りら 忘れなきゃ

イヤホンと 早くつなげておくれ
だけどムジカの向こう側さえ
「わかってほしい」と叫んでた
Il Capitano(ぐんじんさん)は 笑ってる
目 見開いて笑ってる


「きらい」『好き』
「しらない」『知ってる』
「わかっている」『わからない』
なにかのフリしかできない僕らの
お茶会はもはや Commedia dell'arte


耳栓ウサギは 心の城に
一切どなたも 入れぬよう
命じて「お茶でもしましょうか」
軍人さんは うなずいた
帽子が落ちて ネコの耳

笑ってる
僕と僕とのたのしいお茶会
わらってる
仮面は取れても外せぬ耳栓
臆病Scaramouch(うさぎ)の コドクナ・デラルテ

だって ねえ ほらよく見れば
Arlecchino(ぐんじんさん)の にやけた口角
彼が飲んでる カップさえ

濃い口紅が 拭えてないだろ?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

動物たちによるコメディア・デラルテ

コメディア・デラルテは、イタリアから始まった即興演劇みたいなものらしいですね。
役者はそれぞれ決められた役の仮面を付けて演じるんだとか…いいですよねぇそういうの(*´ー`)

みたいな感じの詞です。すいません嘘です。
ネットでしか調べていないという浅知恵っぷりがよく出ております;

お察しでしょうが、()内の読みはどれもまったくもって本来の意味とはかけ離れておりますので、決して鵜呑みにしないでくださいね!
というか、次こそは()のいらない歌詞を書きたいものです。

閲覧数:63

投稿日:2009/11/25 21:35:25

文字数:822文字

カテゴリ:歌詞

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