数センチの嫌いと
数センチの嫌いの
隙間数ミリの好きに
気付かないふりで

通り過ぎたとばかり
過ぎ去られただけで
そんなものばかりが
増えてった

アイアムとか
ドゥユーなんて
繰り返してもう
何になるんだよ

煩わしいねって
頷かない君が
何処かに消えたあの日から
僕の中の何かが
崩れてしまったようで
痛い痛い心だけ
残した君が憎らしい

三センチの背伸び
五センチの驕り
隙間一ミリの誤解に
気づいたようで

掴めたと思っていた
掌は空虚で
そんなものばかりに
埋もれてった

アイラブとか
ワットだなんて
言えないよなもう
何になれんだろ

煩わしいねって
一人呟いたら
何処にもないあの日が
僕の影と足元に
降りてくるようで
痛い痛い心さえ
抱えた君が恋しい

考えてもどうにも
こうにもいかないな
神とやらがいるなら
連れてってくれよ
僕を代わりに

煩わしいねって
真似っ子呟いて
求めてしまうあの日が…

煩わしいねって
頷かない君が
何処かに消えたあの日から
僕の中の何かが
崩れてしまったようで
痛い痛い心だけ
残した君が憎らしい

十五メートル降下して
目の隙間映る君は
泣いていたような気がした

伸ばした手をどうか…

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後の祭り

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投稿日:2021/04/19 20:00:15

文字数:522文字

カテゴリ:歌詞

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