帰りにふと星を見上げて
急にみんな空しく感じた
懸命にやってきた事の
全てが色を失い 薄れていく
どうしてこんな事
夜中にしているのか
まともな答えは
聞けないままで
おかしいと 声を振り絞った
分からずに 疑問を投げ掛けた
問い掛けは 誰にも届かない
聞き流されて終わる
私と他人の間
壁に遮られた感覚
全てが流れていき
私だけ残していく
沈み込んだ私を気遣う
友達への返事も心乗らずに
上の空でそれが申し訳なく
また沈んだ
つまづいた時まで
悩まずに過ごせてた
そんな幸せが
もう分からない
楽しいはずと 頭では分かるのに
壁の向こうから こちらには入らない
とりあえず 笑い返すけれど
心は冷えたまま
笑い声 届くはずなのに
響かない 心の中までは
つまづいて どうすればいい
起き上がれないまま
鼓膜と感情の間
壁に遮られた感覚
全てが流れていき
私だけ残していく
一人取り残されたまま
出口がまだ 見えないでいる
自分が嫌になってくる
起き上がれないまま
問い掛けは 問い掛けのまま
頭から 離れる事はなく
考えは もつれて酷くなる
まとまらないまま
頭を占める言葉を
失わないまま抜け出すため
誰に届く事もない
紙の上残していく
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