「初恋前奏曲」

出会いは春
暗い私の前　輝く君がいた
太陽みたいな笑顔
思わず口元ほころんでく

空っぽの体育館
ドリブル音だけ　反響していく
なにもかも輝いてみえて
真剣な目が　表情が
また目を奪っていく

なんだろ？このキモチは
初めてのキモチだ
君の笑顔見る度　鼓動が加速していく
人の波にうもれて　分からなくなる
見つけたのは　君の背中


隣の席
これは運命？　なぜだか嬉しくて
今は遠くで見ているだけ
もっと君に近づいていきたい

君と知らない子
二人で話していて　沈黙続いてる
そっと君の口が動く
私には関係無いのに
耳をふさぎたいよ

なんだろ？このキモチは
初めてのキモチだ
君の声を聞く度　鼓動が加速していく
何も聞きたくなくて　耳をふさぐ
聞こえたのは　君の声


知らないよ。こんなキモチ
甘くてほろ苦い
他の子と話す声　胸がぎゅっとしめつけられる
急に涙じゃまして　空を見上げる
浮かんだのは　君の顔


なんだろ？このキモチは
初めてのキモチで
なんだか不安だけど　前に前に進みたいんだ
つらくて泣きそうでも　ふりむかない
信じていれば　叶うから

このキモチ　なにかわかる頃には
もう遅いかもしれないけど
それでも後悔はしないよ
だってそれも悪い事じゃないでしょ?