僕の耳に響く乾いた音
訳もなく僕の心を貫く言葉(おと)
僕の体を侵す冷たい雨
容赦なく降り頻る雨の中
僕はひとり立ち尽くしている

静まり返った街
誰もいない廃れた街に
雨の音が鳴り響き
熱のない雫が降り続ける

灰色に染まった空は
僕の心を映し
溢れる涙の雫を
隠すように流した

僕の耳に響く虚しい音
所以なく僕の中に響く言葉(おと)
僕の心を侵す冷たい笑顔
意味もなく鮮やかに焼き付く笑顔
僕の心が崩れ落ちた

物音の消えた街
人の消えた寂れた街に
雨の音は鳴り響き
熱のない雫は降り止まない

灰色に染まった空に
僕の心が描かれ
渦巻く思いの欠片を
隠すように降らせた

暗い部屋に響く哀しい音
堕ちていく意味も心もない言葉(おと)
僕の中を侵す冷たい心
仮面を纏い本当の表情(かお)を隠して
僕はただ息をする人形(マリオネット)

落ちて響いた言葉(ことば)
色のない表情(かお)で僕は宙を見つめていた

声だけが響く憐れな言葉(ことば)
意味のない見せかけの虚しい音
仮面の奥にある本当の表情(かお)
生きることに疲れた僕の行き場
僕の全ては存在(すがた)を消した

虚しく響く声(おと)だけを残して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

響いた音に僕は

響いた音はどこに消えるの…?

S A B S A B S C S 構成です。

閲覧数:390

投稿日:2014/03/18 23:35:52

文字数:506文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました