BeastSyndrome -105.心配させないで-

投稿日:2010/07/09 03:56:01 | 文字数:903文字 | 閲覧数:166 | カテゴリ:小説

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ツンデレですね、判ります。

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「はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…!」
「お嬢ちゃん大丈夫か!」
「へーきへーき!コンサートに比べたらぜーんぜん!」

嘘を吐いた。喉はカラカラに乾いて、腕はガクガクしてもう感覚が遠くなって、足も今にも膝からカクンって折れちゃいそうだった。でも動かなきゃ…こんな奴等が施設に入ったらネムリがまた怪我しちゃう…リヌちゃんだって…!頑張らなきゃ…!私だって役に立ちたい!ネムリを助けてくれた人達に少しでも恩返しするんだから…!

「おい!来たぞ!3体!」
「まだ来るのかよ…!」

深呼吸してしっかり両足に力をこめる。大丈夫…大丈夫…絶対大丈夫…!

「全ては奇跡の名の下に…。」
「足を狙え!嬢ちゃんを援護しろ!」

あの時ネムリは目の前で真っ赤になった。キラキラしたネムリの髪はりんごみたいに真っ赤になった。霊薬で治ったネムリは泣きながら物を壊して苦しんでた…。許さない…!絶対許さない!絶対絶対絶対…!

「りんごさん…!」

時間が止まったかと思った。歪に光る金属の腕がスローモーションみたいに目の前でゆっくり振り下ろされるのが判った。

「…っ!!」

ごめんね…ネムリ…。

「何やってんだバカ女!!」

雷が落ちたみたいな声と、バラバラと落ちた金属音に恐る恐る目を開けた。

「…使土…く…ん?」
「詩羽様!」
「済まない、遅くなった。全員無事か?」
「はい!怪我人は出てますが重傷者は出て居ません。」
「使土…詩羽さん…。」
「よく踏ん張った。木徒、かぐや、翡翠と一緒に中へ急げ。安曇野、お前もだ、
 彼女達を頼む。」
「はい。」

テキパキと詩羽さんの指示が飛ぶ中、使土君は口を開かなかった。怒ってる…?勝手な事したから…。

「何やってる、お前も戻れ。」

冷たい声に身が強張って、涙が出そうになった。もつれる足で踵を返して逃げる様に走り掛けた時、すれ違い様に腕を取られた。

「ご、ごめんなさ…!」
「守られとけよ…。冷や汗出たぞバカ女。」
「え…?」
「ほら、早く戻れ!」
「う、うん…!」

途中で転びそうになったのは、きっと暗かったから…気が抜けて足がもつれただけ…なんだから…!

アトリ ヌエと読みます

御用の方はお手数ですがtwitter側への連絡をお願いします

イラスト使用の際は明らかに悪意のある(誰かの中傷、原形を留めない位グチャグチャ等)、又は法に触れる内容で無ければ加工、反転御自由に、事後で構いませんので報告戴けると喜んで見に行きます

ニコニコ動画では『AsrAn』と名乗ってます
↓↓作った物マイリスト↓↓
http://www.nicovideo.jp/mylist/22780099

ついった
https://twitter.com/AtoriNuE

参考として

ドールのアトリエ
http://doll-a.net/
3Dポーズ集
http://3dpose.blog93.fc2.com/
Devianart
http://www.deviantart.com/
写真素材 足成
http://www.ashinari.com/

から素材をお借りして居ます

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