髪を切り揃える前の
まだ明るい時代のお前
この街に住む誰よりも
綺麗だと今でも思う

でもいつ頃からか
俺とお前の間
見えない壁があることに気付いたよ
でも、時は既に遅かった

スクランブル交差点で
熱くキスを交わしたね
その時の赤い頬が今でも
瞼裏焼き付いて映るから
他のどんな女と居ても
冷めてるだけの俺がいる

棘だらけの部屋は
青く冷たくて
俺のプライドしかない
飾り心を壊す

俺と別れたすぐ後に
切り揃えられた前髪
どこか嘘で固められた
人形の様な有り様

お前と逃げ込んだ
隣駅までの道
今では二度と歩けない辛すぎて
ああ、俺はずっと馬鹿だった

二人きりになれるのなら
人前で愛し合おう
そんな事言ったのはそういえば
照れながら求めてる君の方
支配していたつもりだけど
いつまでも俺が泣いてる

棘だらけの部屋で
弱く泣いている
孤独と夜だけの部屋
月は嘲笑うだけ

逢いたい君に…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

棘だらけの部屋

九〇年代歌謡ポップなイメージ

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投稿日:2013/09/07 23:17:11

文字数:399文字

カテゴリ:歌詞

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