A)どうせ壊れてしまうのならば、
 いっそこの手で壊してみむや。   
 手枷、足枷 心を勾引(かどわ)せ
 冥夜、恋夜の浪漫非行  

 どうせ止まれぬ狂気の沙汰よ、  
 いっそ手に手を耽りてみむや。  
 すくせ、刹那の切言妄言      
 契り、かぎりの流転飛行  

B)嗚呼、眼を隠し         
 瞼のうら閉じ込めて       
 嗚呼、神隠し          
 2人きりのこの部屋に      

S)らくくわぬるむ瞳に抱かれ 
 祈らばめくる手のひら溺るる 
 あいなくねがふ言の葉紡ぎて 
 闇夜の中に           
 覚めない夢を見ましょうか    

A)どうも何かが足りぬのならば、
 いとどこの手に収めてみむや。
 強く体温、心音 引き寄せ 
 めくる、のどまるこの心  

 どうも止まれぬ痴態の毎夜、
 いとどこの身を浸してみむや。
 心もとなく消えざるしるしを
 ねがふ、ぬるむは恋心

B)嗚呼、声殺し
 鼓膜のなか泳がせて
 嗚呼、衣擦れに
 細き身体躍らせて

S)緩やか締まる首筋紫
 吐息を重ね呼吸を奪ひて
 艶やか溶くる視界の境界
 奈落の底に
 相見(あいまみ)えましょうか

 腕(かいな)に抱かれ攫はれ囲はれ
 れいむに染まれいつまで?どこまで?
 安堵に笑へひくらし?ひとひよ?  
 見果てぬ夢は
 つくよみだけが知りましょうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

流説、心中奇譚

るせつ、しんじゅうきたんの歌詞です。

閲覧数:120

投稿日:2011/09/13 23:34:02

文字数:613文字

カテゴリ:歌詞

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