碧い空白の時間に騙された僕は
何も言えずに黙り込んでいて

取り戻せやしないそれを
縫って繋ぎ止めるように
指先で描いたんだ

いつまでも君に言えずにいる
懐かしいあのモノクロの季節と

太陽に照らされて溶けていた
少しかじったアイスキャンディー

真っ白な雲の下での約束なんて
たぶんもう忘れちゃったよ

夢うつつながらも見えたはずの
つられて笑う顔がいつもより何処か

寂し気に見えた気がして
不意に心の奥底が痛むんだ

ふやけた体温に差すような潮が
ようやく手に触れた瞬間

痛みと共に君と確かに触れ合った
あの時を思い浮かべずには
もういられないから

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エメラルド エコー

碧い空白の時間に騙されていた。

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投稿日:2018/06/06 16:59:01

文字数:279文字

カテゴリ:歌詞

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