霞む空から花ひらり
朧に酔う春は嵐


触れる夜に 君が告げた
伏し目がちに、雨
咳込む背中

硝子容器 好きに飾る
戻り咲けば、蔭
摘み取られては

吐き出した恋 いたづらに
滲む血の色 更更に
寄せては返す 波のよに
積み重ねてる 只

通う月へと欹てる
仄かな仕草魅せて
霞む空から花ひらり
朧に酔う春は嵐


夜明け過ぎに 君は眠る
嘯くほど、聲
きこえない謌

骨董品は 今日で終り
染まる目蓋、冷え
散りそびれては

口付けた痕 我儘に
愛してゐたよ ひそやかに
萌える緑は 人のよに
移ろうようだ 未だ

覗く隙間に捩じり込む
艶やかな侭綴じて
桜彩る結晶
思い出さえ今は遙か


通う月へと欹てる
仄かな仕草魅せて
霞む空から花ひらり
朧に酔う春は嵐

臨む答えの惨酷さ
持て余す侭生きて
桜彩る結晶
証明せよ ふたり確か

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

結晶(仮)

みげるんさんの素敵な楽曲(http://piapro.jp/t/tNok)への応募となります。

前のバージョンに読みあります。
特殊な読み方をしている箇所がありますので、ご確認お願いします。

閲覧数:289

投稿日:2016/03/27 17:55:51

文字数:369文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • axis

    axis

    使わせてもらいました

    初めまして。みげるんと申します。
    このたびは結晶に歌詞をつけていただきありがとうございました。
    1年以上完成に掛かってしまいましたが、ようやく完成に至りました。

    重ねてお礼申し上げます。
    ありがとうございました。

    2017/12/15 22:55:11

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