・・・消えるなら苦しまないでぷつっと消えてほしいな。
しばらくして、カイト兄がやってきた。
「どうだ?リンは?」
レンは目元を真っ赤にしていた顔をカイト兄に向けた。
「その様子じゃ、何かあったんだな・・・ウイルス50%か・・・何かの症状がでてもおかしくは無いかもな、それにこのままじゃ余命一週間って言われてるが明後日には消えるかもしれないぞ・・・」
カイト兄は俯きながら言った。
以前、ハクさんも私と同じウイルス性の病気にかかった。
ウイルスは、とても弱くすぐ治った。
けど・・・私は・・・。
「・・・・・・」
・・・あれ?声が出ない。
「どうしたリン?何か身振り手振りして」
「・・・・・・」
やっぱりだ、声が出ない・・・。
「リン!やだよ、やだよっ!!カイト兄なんとかしてよ!知り合いに機械関係に詳しい人はいないの?」
「・・・いることは、いるが。一応呼んでみるか?」
カイト兄は、急いで部屋をでていき電話を掛けに行った。
しばらくして、カイト兄は戻ってきた。
「いまから、こっちに行くそうだ」
10分ぐらいで、カイト兄の知り合いが来た。
「どれ?君がリンちゃんだね?」
私は、こくりと頷いた。
「ちょっと、リンちゃんの体内の機械いじるよ?」
そう言い、持っていたPCにUSBコネクターを繋ぎ、私の体にもUSBコネクターが繋がれた。
「・・・・・・」
レンは、私にお絵かき帳を渡してくれた。
「これに、言いたい言葉を書いて」
「・・・カイト!治す方法があるぞ」
カイト兄の知り合いはカイト兄と話している。
レンの肩を叩き書いた紙を見せてた
【ねぇ、レン。もし明日私が消えるとしたら泣かないで笑って見送ってくれる?】
「・・・うん、もちろんっ!」
レンは笑みを見せてくれた。
カイト兄は戻ってきて、嬉しそうな顔でレンと私に話してきた。
「治す方法がわかったぞ!!HDDとかマザーボードとか全部新しいのに交換するんだ!今、HDDからデータをコピーしてる」
【でも、ウイルスは?PC内にはいっちゃうんじゃ】
「大丈夫だ、コピーする時ウイルス削除している」
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