瞼の裏に張り付いた、
目下、
いちめんのみどりだ!

同時多発的な、
透き通った青の、
微かに擦れ合う音!
ささやき、ささやく、ささやけ

一週間ぶりの、生だ!

わたしは、
ここで息を吹き返した!

<Tu m'>、<Tu m'>、<Tu m'>一一一

無色透明の喜びだ!

そしてわたしは、
大地に結ばれたリボンを解くように、
駆け回る!

すべては、今迎えられたのだ!
影も!
流体となって溢れる、
モレキュールの凱旋!

わたしは、霧散する
わたしは、増殖する
わたしは、拮抗する
そして残る、雨上がりの心!

この青い朝、
テレビは叫び続けていた
「見てください!
東京の地下から、
新鮮で瑞々しい『!』が
洪水のように溢れ続けています!」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

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投稿日:2019/09/09 11:23:26

文字数:326文字

カテゴリ:歌詞

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