まっさらなキャンバス
遊ぶ鈍色、投げ出した
憎たらしい筆
投げ折った円環
付き纏う不可能
息苦しい耐圧
吐きそうになる熱源
泣き腫らす空虚
色 描いて 失せた 願った 計画書 あの時 燃やし どこかで
砂 注いで 埋もれ 祈った 返せない 手紙を 言葉 握って
傷口から中身を撒く
貯金箱に溜まった絵の具
錆びつく過去、切り削って
こびりついた心もがく
まっくろな台本
叩き割ったガラス瓶
鏡映す嘘
巡ってくる自我
明暗の差、夢現
答え出せず押しつぶす
視線越しの欺瞞
ねじ切れる記憶
鈍 演じて 色で 傘刺す 覆われた 仮想の 翠 誰かが
境 移して 界線 綺麗に 切り取った 点線 あかり 描いた
掴んだ糸どれ引いても
三角積み表情抉っても
ひずんだ現在切り削って
こびりついた心もがく
傷口から中身を撒く
貯金箱に溜まった絵の具
掴んだ糸どれ引いても
三角積み表情抉っても
炙る叫び吐く静寂
初の音に手伸ばした
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写実主義の幻想
無力でも、悔しくても、終わったなんて言ってほしくない、
そんな、うた。
彼は誰時にこんばんは。開いてくれてありがとうございます。
狐杜 結の初作品です。“きつねと”とお呼びください。
私の中にいたミクさんと、もう一人のミクさんに歌ってもらいました。
DTMに触れることすら初めてで、さらに諸事情により1ヶ月という短い期間しかなかったため、未完成な作品です。
でも諦めたくなかったので、悔しいですがこれで投稿します。
誰かの心に届けばいいなと思います。
作詞・作曲・イラスト/ 狐杜 結
歌唱/ 初音ミクNT
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