『夏休み』

白い雲がふわり空に浮かんだ
蝉の声が響く緑の山
今年も君に会える季節が
やってきたと告げる

黄色いワンピースに麦わら帽子
夏の日射しに照らされた駅で
今年も変わらない笑顔の
君と出会い、照れる

僕らはいつも2人きりで
野原や小川で笑いあった
まぶしい毎日はいつまでも
続くものと思って


2人で過ごす夏は夢のようで
毎日手をつないで駆け回る
スイカとオレンジの夕暮れ
夜は花火で笑う

夏の終わり告げる電車が君を
町に連れ去り1人たたずんで
君がくれた麦わら帽子
次の夏を待った

僕らはいつも2人きりで
今年も来た夏を笑いあった
まぶしい毎日はいつまでも
変わらないと思って


秋に君から届いた手紙には
知らない町に引っ越した写真
夢の夏はもう来ないと
にじむ文字が告げた


部屋に飾る古い麦わら帽子
今年も届く夏の便りには
新しい家族と過ごす君の
楽しそうな笑顔


僕らはいつも2人きりで
野原や小川で笑いあった
まぶしい夏の日の想い出が
今も僕を包むよ

今もずっと友達
今も続く友達
夏休みは続くよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【オリジナル曲】夏休み

オリジナルのボカノバ曲「夏休み」の歌詞です。

閲覧数:125

投稿日:2019/01/22 14:57:51

文字数:466文字

カテゴリ:歌詞

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