『Back stage』


連なるコードの先から響かせたメロディには
止むことのない小さな夢が咲く
一心不乱に走り続けてきたんだ　けどもう
挫けそうだとそこで立ち止まって

嘆き悲しむ暇があるなら１フレーズでも
喚き散らして声を嗄らして叫び続けてろ
誰にも歌えない想いがあるから
強く心を音で縛って

最大限の後悔は派手に踊り狂わせ
誰と打ち合わせよう　これからの明日（あす）を
アンプが壊れる前にこの自信を歌いきり
ざわめく全てを今　この腕に抱いて


階段を降りてそこから見渡した星空から
雲に隠れた大きな夢が鳴く
拾い集めよう　そう決めたのはいつの頃だった
省（かえり）みる手には何一つ無くて

思い返せば甘えてたんだ　昔の何かに
進めないのはしょうがないんだ　そう言い聞かせて
弦を爪弾（つまはじ）いて染み渡ったのは
時間を無駄にしてきた罰だ

今以上に幸せな場所が他にあるのならば
教えてくれなくていい　作るから　自分で
過去最低の音色が最高級に変わる頃
降りたステージに残る鮮やかな現実（シーン）が


思い返せば甘えてたんだ　昔の何かに
嘆き悲しむ暇があるなら叫び続けてろ
誰にも歌えない想いがあるなら
弦を弾かせて　声を嗄らせ

過去最低の音色が最高級に変わる頃
降りたステージに残る鮮やかな現実（シーン）に
最大限の後悔を派手に踊り狂わせ
君と打ち合わせよう　これからの明日（あす）を