これが最後と上手く笑えずに
振り返るなど悪い癖でしょう

指を交わせば偽りを掛けて
喉を使えば愛しさを乗せて
溢れかえる涙に想い隠して

いま 微笑んだら…

雪は春と生きてゆけないから
憧れの中で風に消えゆく
温もりさえ追えないのだから

あの現実(ユメ)にあるのは
"サヨナラ"だけ


指を離せば また夜が明けて
喉を枯らせば面影を捨てて
溺れてゆく心を見ないふりして

いま 笑えるから…

雪(ボク)は春(キミ)と生きてゆけないから
訪れる四季を胸に溶けゆく
約束さえ果たせないのなら

"手折りましょう…"

雪と春を別つこの四季から
廻りゆくことをなくせはしない
指切りさえ出来ないのだから

この先にあるのは
"サヨナラ"だけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

偽リ浪漫

タイトルは弟がつけてくれました。
雪と春、遊郭、昔の恋、四季と死期などをキーワードに…

閲覧数:135

投稿日:2011/04/19 14:32:24

文字数:322文字

カテゴリ:歌詞

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