17+22+18+22
届くはずのない声に手を伸ばして
それは僕をすり抜けてどこまでも続いていた
揺れ動いて「いつの日か」って呟いて
笑う君の頬を塗る涙だけ零(こぼ)れ落ちた

18+17+18
掬い上げた煌めき 鳴らして感情
響くその音がやがて色になって
ちっぽけな空を五線譜に彩った

16+16+17+17
夜の果てまで曲は流れてゆく
その先でまた誰かが口ずさむ
「いつの日か」ここへ戻ってくるだろう
音を乗せ 色を乗せ あなたを乗せて

17+22+17+22
見える日常の庭で喉鳴らして
夢はどこへとも行かず足元で叫んでいた
塗り潰して 崩れだした昨日より
辛く歌う顔にまた涙ぶんの雨が降る

18+17+18
照らし上げた言の葉 知らないメロディー
淡いその音は繋ぐ 鳥になって
いたいけな愛に溢れ出す音楽を

16+16+17+17
空の端まで声よ届いていて
いつまでもその未熟さ残しつつ
包む手を開き曲の先を求め
今日を越え 明日を飛び 彼方(かなた)へ向かう

13
「いつの日か」共に歌うため

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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Aerial Someday

「いつの日か」ここへ戻ってくるだろう

閲覧数:94

投稿日:2016/06/17 00:15:34

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

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