自分が居なくなっても回るこの世界に
僕は何を残していけばいいんだろう
この感情だってきっと普遍的なもので
別に僕だけが特別な訳じゃない
幸せがないと嘆いて、誰も居ないと泣いて
この世界の多くの人が持つありきたりな心の闇に
また僕は苦しめられているんだね
もういいかなと思ったって
この世界は許してやくれない
夕方になると思い出す、あの頃の記憶
すがる思いで手に取ったケータイは特に何も受信してなくて
ああまただ、沈みかけた太陽が滲んでいく
別に助けて欲しい訳じゃない
別に話を聞いて欲しい訳じゃない
コントロールのきかなくなったこの涙の訳なんて
自分でもわかんないんだよ
愛されたかったのかな
認めて欲しかったのかな
心配なんてしなくていいから
裏切るならもう近づかないでくれ
独りになって1人で泣いて
頭からかぶった布団の隙間からみえる朝焼け
ああ朝だ
少し眠って目が覚めたら
また下手くそな笑顔で1日を生きよう
自分が居なくなっても回るこの世界で
僕は今日も僕を残そう。