ねじ切れる空気に嗾ける
裁きという名の傲慢は
雑作もなくこの鼓動まで早くさせる
昇る旋律 歪む形相 そう全て螺旋に喰われ

黎明は輪廻の中に悠然とたゆたゆしく
ふわり、ふわり、眠りを落とし
その都度後戻りのない闇が進化する

ほら笑ってみて 負の胎動を聞いたときに
同じ衝動を起こせるとしたらきっとお前は神になれる
その胸を焦がす不安までも俺が喰い潰すから
ほら 好きなだけ図上で踊れ 寂しさのバレリーナ
燃え上がる黒い炎それは憤怒
それだけじゃ何か言葉が足りない
言い知れぬ吐き気のような恐怖のような
煽りに身を任せ呻く賛同者
群衆の一つでお前は意味も無く叫び続ける
螺旋の中で立ち尽くし
螺旋に支配される心地はどうだ?

目の前を只真っ直ぐ進んでいた筈なのに
前にも後ろにも右にも左にも入口も出口も何も無い
循環の中で只暮れていく

眠気も殺し 餓死を待つのさ

唄い伝う月の無い草原坂で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

螺旋

陰鬱とした低音を使いたいです。

閲覧数:52

投稿日:2011/02/13 17:00:01

文字数:396文字

カテゴリ:歌詞

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