固められた雪はとろけずに
今なお道端に身を寄せあってる
絶対零度の蹴りに散らされた
顔を赤らめた人は足早で
今なお互いに寄り添ったりしない
最低気温の冬風駆け抜けた
遅刻しそうだと呟いて 自転車を走らせる
皆がみんな 俯いていてぶつかりそうだ
人がこんなに溢れているのに
なんて陰鬱な街
体内時計のずれた鳥が
今更頭上で鳴きわめいている
完全無欠の時間を惑わせた
羽をもがれた木は透明で
今更冬風を拒んだりしない
全滅覚悟の愛情もたらした
夢のようだと囁いて 雪玉蹴り飛ばす
皆がみんな 足元みていて寒々しいな
光がこんなにこぼれているのに
なんて暗鬱な街
人がこんなに溢れているのに
なんて寂寥の街
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【初音ミク】少女と街【完成版】
原曲をリテイクして
江戸mixさんに完成依頼してもらったもの
作品リンク
http://www.nicovideo.jp/watch/sm30948402
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