メリーとニコラウス / off vocal

メリーとニコラウスのoff vocalです。

マスタリング無しの音源は関連データからダウンロードできます。

※注意事項※（DL前によく読んでください。）
本家動画を引用して歌ってみたを上げる場合、沢城みゆきさんの朗読部分の引用はNGです。自分で朗読するか、もしくは、動画の途中（曲始まり）の部分から使用してください。
宜しくお願いします。

BPMは145です。


【朗読部分】

「おじさん、奇跡を起こせるってほんと？」
少女は老人に尋ねます。
「…ああ、どうだろうね。奇跡と呼ぶのかはわからないけれど、
　昔は…空を飛ぶトナカイを飼っていたこともあったかな。」
「えー嘘だぁ？おじさんは冗談が下手だなぁ。」
「…ふふふ。ほら、そろそろ帰らないとお母さんに怒られてしまうよ。」
老人が促すも、少女は納得がいかないといった表情で渋々頷きました。
すると老人は思い出したように、
「そうだ。次に会うときまでに欲しいものを考えておきなさい。
耄碌したこの爺の話に付き合ってくれたお礼に好きなものをあげよう。」
「わぁーい！ありがと！約束だよ！」


【歌詞】

神様がくれたその名前をなくして
地位も名誉も栄光も失ったんでしょ

疎まれて馬鹿にされ　それでも笑い飛ばして
気付けば歳だけ重ねて　まだ笑ってた

サヨナラのその意味がわかるまでの間
あなたは平気なフリをしてたね　ねぇそうでしょ
奇跡を起こす力もないのに　ぽろぽろ　涙が出ちゃうの

すごく大事にしてた水色の置時計は
秒針が止まったまんま　寂しそうにしてた

自分のことは二の次　他人の幸せ願って
傾いた命を余所に　また笑ってた

行かないで　私まだ知らないことがあるの
大きな手で撫でてくれた　温もりが痛いよ
奇跡を起こす力があるなら　神様　もう一度だけ

12月　とある日に　鈴の音が遠く聞こえて
白い髭の老人が会いにくると言う

サヨナラのその意味がわかるまでの間
あなたは平気なフリをしてたね　ねぇそうでしょ
奇跡を起こす力はないけど　そんなのよりもずっと
ねぇ　欲しいものがあるの　聞いてくれる
靴下に入れておいてよ　ねぇいいでしょ
奇跡を起こす力なんかより　大事なものを見つけたよ
あなたが教えてくれたよ