浅く湧いた 藍(あい)の色に
目をこぼして 一緒に笑う
「ちょっと休もう」
迷った先も 目に見えては 独りで泣く

傍(そば)で飛び交っては
今を忘れさせた羽が
どこへも行(ゆ)かないまま
ただ 気長に 舞ってみせた

終わりを眺めたまま
何気なく過ぎてしまう日々で
展(ひろ)げた この行方(ゆくえ)も
「いつの間にか」となってくれたらなって…


堪(た)え兼ねて 響くベルには
いつものような 明日(あす)が見えた
「もうちょっと待って」って塞ぐには
ただ 余りに 日も足りない

ほらね また最後は
今を共に憩(いこ)う羽も
どこかへ消えるんだろう
やだな 明日(あす)は見たくないな

続いた今の先は 怖くもなるだろう
塞いで 閉めて 展(ひろ)げた この行方(ゆくえ)は
「いつになれば」と待って 来るもんじゃない


慌てて探してみる
何も見えずに躓(つまず)いた
まだ遠くもないなら
すぐ振り返り 帰ってゆく


浅く湧いた 藍(あい)の色に
目をこぼして 一緒に笑う
「どうだっていいさ」
迷った先が 目に見えても 一緒に笑う


終わりを眺めたまま
何気なく過ぎてしまった日々も
展(ひろ)げた この行方(ゆくえ)は
いつも離さずに 躓(つまず)いてる

続いた今の先も
堪(こら)えて探せば ちょっと休んでも
展(ひろ)げた 明日(あす)の夢は
「いつの間にか」となってくれるかな
いつの間にか出会えるかな
そんな今も まだ眺めてた
夢を 今も…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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『湧泉洞』歌詞

閲覧数:857

投稿日:2014/12/02 19:38:44

文字数:634文字

カテゴリ:歌詞

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