こんなに深く澄んだ空に（未アレンジ）

イラスト統一祭という酩酊堂さん主催のイベントが開催されます
まかぎさんの一枚の絵からそれぞれがオリジナル曲を作り
一斉に上げて盛り上げようという企画です
https://twipla.jp/events/489700
こちらに参加するために作った歌になります

まかぎさんの素敵な絵の中でも
特に空の描き方が印象的だったので
空の要素を色々と入れた歌詞にしました
後ろの街灯が点灯していたので時間は夕方から夜にかけての設定です


あとは酩酊堂の要素も歌詞に詰め込んでいるのですが
はたしてわかってもらえるでしょうか…


＜歌詞＞
こんなに深く澄んだ空に
想い出だけしか描けないなんて

こんなはずじゃなかった
二人の日々は
飛行機雲のようにあっけなく消えた
何故か
近付くほど距離を感じるようになるのは
何故か

伸びた影はいつの間にか灯りに溶け込む

こんなに深く澄んだ空に
剝がれ落ちそうな憂いの三日月
見慣れたはずの光景なのに
感覚さえ麻痺る独りの夜に

聞こえた気がしていた
お互いの声
予感はあったのに見ないようにしてた
何故か
取り戻せない過去だけ素敵に見えるのは
何故か

立ち尽くしたその姿は闇に溶け込む

こんなに深く澄んだ空に
たまたま限られた二度と無い日々
例え歴史は変わらずとも
巡り合わせさえもグラつく夜に

この空の片隅泥に塗れても

こんなに綺麗な空
描いた未来は空虚
こんなに深く澄んだ空に
想い出だけ描く独りの夜に

いつも煌めいていたい