KAITOの種16 後編(亜種注意)

投稿日:2009/04/15 18:48:12 | 文字数:1,851文字 | 閲覧数:350 | カテゴリ:小説 | 全2バージョン

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終わったぁ!!
脱スランプ…とは言えないけど、マスターが事故った辺りからノリノリで書けましたww
マスターありがとう!←

次からは番外編ラッシュかなー?
でも何にも考えてないからしないかもwww
いつも通りと番外編、どっちがいいですか?(何故聞く)

どうでもいい設定、地味に更新しますので興味のある方はたまーに見てみて下さい。
ちなみにモカイトがかかった病気、ぐだぐたと考えてみましたw
自分的には風邪みたいな感覚なんですけど……皆さんどう思われてるのか。結構怖いですww
まぁ詳細はどうでもいい設定で。



本家様、事故にはお気をつけくだs(ダマレ
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on


4月16日 1:00
あ、マスター怒られてるww
ちょっと自分を蔑ろにしすぎですね。所詮自分の事だからちょっとぐらい大丈夫的な思考の持ち主みたいです。
お前のちょっとはどんだけデカイんだよwww
その通りのツッコミに笑いましたwありがとうございますww

4月16日 23:37
次は番外編予定ですー。
ただここで知っておいてほしいのは予定は未定ということです←
ラッシュになるかは…不明ですww

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TEXT
 

カフェモカアイスとその他いくつかのアイスを自転車の籠にいれて風を切りながら走る。
いくつかの出来事を振り返りながら思う。
己の不甲斐無さと、コウの強さ。
二度、助けられた。
とても大きな二回。
落ち着いたつもりでいて、全く落ち着いていなかった。
冷静に成り切れずにいたせいで周りが見えなくなっていた。
コウがいなければ今も一人焦っていただろう。
モカの事が心配なのは自分だけじゃない。
そしてモカの事を助ける事が出来るのも、自分だけではなかったのだ。
それをコウが教えてくれた。
いつもは本当に子供の様で、我が儘ばかり言っていたコウが。
いつの間にか、成長していたということだろうか。
……それに比べて。
マスターとは名ばかり、成長していない。
何も、変わっていない。
……。
………。
…………。
…………………あ。


玄関の扉を開ける。
手に持つビニール袋ががさがさと音を立てた。
ソファに座っている茶色の髪は一瞬モカと見間違える程似ている。

「…………マスター…?」

…ただいま。モカの様子はどうだ?
カフェモカ色したコウが驚いたような顔をしながら静かに答えた。

「……平気みたいですけど……………」

そうか。ありがとうな。
クッションの上で眠るモカはぱっと見、落ち着いているようだ。
寝ているのならば寝かしておこう。
アイスを冷凍庫へしまいに行く。
…あぁ、コウ、いくつかアイス買ってきたが、食べるか?
ふと思い尋ねるがコウは首を横に振った。

「………それよりマスター……」

なんだ?

「……………どうしたん……ですか?」

……転んだ。
コウとは思えない、怪訝な表情。
まぁ気持ちはわかるのだが。
アイスの入ったビニール袋を持たない手には擦り傷。左足を軽く引きずるような歩き方。動かそうとしない左腕。
いくらなんでも不自然だ。
ごまかそうとは思っていなかったが、あまり聞かれたくはなかった。
「転んだ」と言う発言が納得出来ないのか、まだコウは不信気にこちらを見ている。
いつもなら信じてくれそうなものだが。
カフェモカアイスのせいか、それほどまでにおかしいのか。
…両方そうだな。
痛む左足を浮かせながら冷凍庫に向かい、アイスをしまってからソファに戻る。
ソファにもたれ掛かりながら床に座った。
それだけの行動なのだが、痛い。色々。

今回学んだ事。
考え事をしながら自転車に乗ってはいけない。
でないと……壁にぶつかる。そして怪我をする。
スピードが出ていなかったから前に飛ぶ事はなかったものの、横に倒れて擦り傷は出来るわ肩を打ち付けるわ自転車に足を挟むわアイスはバラけるわと散々だ。
車や人と衝突しなかっただけマシだが。

先程の出来事を思い出して、大きくため息をつく。
やっぱりコウが納得のいかない目で見てくるが、無視。
地味に感じる身体の痛みを気のせいということにしてモカの様子を見る。
最初よりはかなり楽になったようで、表情が落ち着いていた。
少ししか食べていなくても、アイスの力は絶大のようだ。
…凄いなアイス。

「………結構楽になったって言ってました」

起きたのか?
コウが頷く。
だとするとかなり良くなったのだろう。
よかった。治ってきているみたいだ。
大きく、深呼吸をした時のように大きく息を吐く。
不安と疲れと、無理に入っていた力が少し抜けた。
やはり実際に姿を確認すると安心するな。
買い物に行っている時とは大違いだ。
コウがいるから大丈夫と思ってはいたが、こういう時思考はマイナスの方へ偏りがちだ。
どうしても嫌な事を考えてしまい、泥沼状態になってしまう。
安心して気が抜けたのか、無視していた痛みがまた出てきた。
む…擦り傷から血が出ている。

「……ま、マスター…血が………」

唖然とコウが呟く。
大人しいって凄いな…。コウじゃないみたいだ。
カフェモカアイス、恐るべし。
怪我自体はただの擦り傷なのでさほど心配はいらないだろう。
薬を塗るのも面倒なので放っておこう。
足やら何やら痛いので動きたくないし。
左側は痛いので右に重心を置きながらずっしりとソファに完全に寄り掛かった。
今は穏やかに眠るモカを見る。
次に起きた時は楽になっているといいのだが。
高熱は辛い。
苦しいしどうしようもなくしんどい。
モカがそういう思いをしている時に何もしてやれない自分が嫌になる。
痛む左腕を伸ばして、モカの頭を撫でた。
……駄目なマスターで、ごめん。

自分の辞書には「自重」とか「遠慮」などの言葉が欠けている様です。


素敵なアイコン画像を予感子様からいただきました。
兄さん必死です。
ありがとうございましたー。



・思い出とオルゴール後書き
ここまで閲覧いただき、ありがとうございます。
何故ここに書いたかといいますと、あの場に余計な文を書きたくなかったのです。雰囲気を大事にしていたので、それを壊すことはしたくありませんでした。…まぁ壊れる程雰囲気が出ていたかわかりませんが。

このお話は所謂死ネタというものです。文をぼかしていますが、最後は二人とも亡くなっています。
始まりで作者である自分が「KAITOと種KAITOの違いを追求した一つの結果」と言いました。まさにその結果がこの終わり方です。
種KAITOは生きている。KAITOは生きていない。これがこのお話の大前提です。
だから種KAITOはマスターが死んだ後、天国まで追いかける事が出来るのです。

KAITOの亜種というからにはKAITOに似ている部分、KAITOと違う部分、両方ある筈だと思っていました。アイスが好きなところ、顔が似ているところ、マフラーをしているところ。皆似ています。
では違いは?と考えた時に先に述べたあの考えが出てきました。性格に関しては元が性格あるものではなく、それこそ好きな性格を創造出来るので省きました。うちの子設定とかありますしね。
そのほかにも違いはあると思います。成長すれば大きくなりますし。

自分の中で種KAITOは死ぬと霧散します。アイスから生まれたので最後は溶けてなくなるのでは、と思ったのです。
そしてもう一つ、マスターが死んだら種KAITOも死んでしまいます。
…この設定については「KAITOの種シリーズ」でいずれ出そうと思っています。

長々書きました。すみませんお喋りで。
いずれ修正して投稿し直そうと思っています。自分にとって大切なお話なので完璧にしたいのです(笑)
タグ、コメントありがとうございました。
特にタグは思い入れのある話なのでいい話と言われて嬉しかったです。…最後、ああなってしまいましたが、いい話だと思っていただければ幸いです。
まだまだ語りたいことはありますが、そろそろ失礼致します。
次はいつもの通り書きたいです。それからもうすぐチャラい種KAITOことモノの話を書きたいですね。…挑戦状の締切が迫っています(笑)

ここまで読んで下さって、ありがとうございました!

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作品へのコメント6

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    ご意見・感想

    ささき蒼衣(そうえ)様
    お久しぶりです~。
    絶賛スランプ中の時でしたので、そういってもらえると救われます…!
    あ、やはりそう思われますか?ww自分も思いましたww
    モカイトとお医者さんには確実に怒られると思いますwww
    曲作られるんですか!凄いですねー。
    書きましょうよ!…って今まで何人の人にこの台詞言ったんだ自分w
    でもやっぱりいいます。種もらいにいきまs(ダマレ
    ささき蒼衣(そうえ)様の小説、タイトルはずっと興味あったのですが未だ読めていないんですよね…。実は自分が小説書きはじめる前からですw
    時間のある時にじっくり読ませて頂きますね!

    閲覧&コメントありがとうございました!

    2009/04/26 03:24:21 From  霜降り五葉

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    ご意見・感想

    お久し振りです。
    16話、冷や冷やしながら読んでました。モカ君が良くなったのはいいとして、マスターさん…;;絶対、あの後二人にしかられて病院にいって、またお医者さんでしかられて、ってパターンですよ。

    …皆さんの種KAITOシリーズを読んでいて、私も種KAITO書きたくなってきました…が、書くかどうかはまだ未定。
    まずは曲作って、合わせてみた(ミクとリンの「Parachute Limit」)動画仕上げて、「君恋る音(きみ・こうる・おと)」シリーズ書いて…
    (ピアプロにあげてないヴァレンタインものが自サイトにあります…よろしかったらNovelsのコーナーにどうぞ)
    自サイト―http://soue-s.hp.infoseek.co.jp/

    2009/04/26 02:02:38 From  ささき蒼衣(そうえ)

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    ご意見・感想

    エメル様
    プチ脱出ですww完全にぬけたいなぁ…。
    続き楽しみにしてるんで、頑張って下さいよー?
    全快まではもう少しかかりそうですねー。上手いことそのネタが使えればいいが何も思いつきませんw
    前中後通してマスターは周りが見えなくなるタイプの人だということがわかりました。
    以前からそんな兆候があったのですが、もう決定的ですね。
    精神不安定というか…パニックだったんだと思います。実に使えない奴で困ります(オイ
    自分の影響を受けたかどうかはわかりませんw
    …ああっエメル様ー!
    お、お気をつけてー!!(ぇ
    てか一人増えてるんですが!いつの間にww
    おや海疾君今晩は。
    ある意味全員キャラ崩れましたねwサーセンww
    緊張感のある文章…だと?え、ど…どの辺が……?←
    大変嬉しいお言葉ですが……どこなんだろう…。
    自分的には別の意味ではらはらとした文章だったので、そう思われるとは;
    ありがとうございます。もっと精進致します。
    ここだけの話、スランプの沼に入る事を決定づけたのは16のシリーズです。
    頭の中に入っていた病気ネタとして最も練れていないものを選んでしまいました。もっと言うと、全く書く気のないネタを書き始めてしまったのです。
    書く気がなかったので、次の展開が思い付かず、文章も出てこない。
    こうしてスランプ状態になってしまったのです;
    完全に自業自得です。なのでしばらくは書きたいと思ったものしか書かないつもりです。
    でも確かに「混乱して思考が止まる」、これは初挑戦な気がします。難しかったです。これも原因の一つですね。きっと。
    克服出来たかは微妙ですがw
    おっと、エメル様お帰りなさいませww
    あのぐだぐたした日常、ちょっと懐かしいですwww
    そろそろ戻りたいなぁと思いつつ、番外編を書き上げなくてはいけないのでもう少しかかりそうです。
    でもやっぱり楽しみにされると…怖いですww

    閲覧&コメントありがとうございました!

    2009/04/22 00:51:55 From  霜降り五葉

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    ご意見・感想

    こんばんわ~
    うわ、読むの遅くなっちゃった><もう上がってたのね~
    スランプぷち脱出よかったです。私も逃げてばかりじゃいけないですね^^;頑張って書こうっと

    それにしてもモカくん、回復してよかったです~まだ全快じゃなさそうだけどもう大丈夫そうですね。
    16話は前中後ともにマスターさんのいつもとは全然違った姿を見ることが出来ましたね。
    自転車は考え事しながら走っちゃだめですよ~ほとんど前見てなかったみたいだし、危なすぎ
    どこか精神不安定なところがあったのかな?霜さんの影響をもろに・・・ごふっ
    星疾「だまれ、人の事いえないだろ」
    ちょ、だめ、DTMマガジンはDVDはいったままだよー
    海疾「マスターも自転車でこけたことあるんですよ。しかも最近」
    な、海疾もそのオカリナを振り回すのはダメー
    美句「わたしもわたしもーーー」
    ええええ、なんで美句(ミク)まで・・・その丸めた楽譜、枚数半端ないんですが
    ショコイト「しかちゃないれしゅ(しかたないです)」
    それ、私のティーポット・・・ってみんなで何する気・・・ちょ、いや、やめ、あああああーーーーー

    マスターが沈黙したので僕、海疾が変わりに進めます。
    今回の話は本当に色々な側面を見せていただけました。あ、16話全部です。
    マスター(うちのじゃないよ)だけでなくコウくん、モカくんも違う顔を見せてくださったですし、
    ゴマイトくんとそのマスターの関係もございました。
    さらに霜降り五葉様のいつもとは違うはらはらとした緊張感のある文章も今までに無かったものだと思いますね。
    違うということが決して悪いことではないと僕は思います。たぶんマスターも同じ事考えてるはずです。
    霜降り五葉様のスランプはもしかしたら違うことに挑戦した戸惑いのようなものも含まれてるのではないかと星疾は言ってました。だからそれを克服されたことでさらに前に進まれたのではないかと。うちのマスターも見習って欲しいものです。
         エメルタイフーンおりゃぁぁぁぁ!!!(ぬいぐるみ振り回しただけ)
    海疾 星疾 美句 ショコラ「うわわわわーーーー」
    はぁ、はぁ、はぁ、散ったか。えっと・・・いつもの優しげな日常風景も大好きですよ~
    では、お邪魔しました。番外編かな、楽しみにしてます。

    2009/04/21 20:43:29 From  エメル

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