悪ノ・ストーリー 第0幕
投稿日:2011/09/11 18:25:07 | 文字数:799文字 | 閲覧数:232 | カテゴリ:小説
番外編 幼少時代
~第0幕~ トワイライトプランク
私は水平線のかなたである浜辺を見ていた。
何年も年々も……―――――。
ある日のことだった。
浜辺に双子の姉弟がやって来た。
ちょうど周りには誰もいない時間帯。
私は男の子にいたずらをする。
男の子はつまずいて泣き出した。
「レン、大丈夫?これはきっと悪い夕暮れの仕業ね。」
男の子はレンという名のようだ。
「早く帰らなきゃ、暗くなる前に。お母様怒られちゃうわ。」
レンが私のほうを指差す。私に気がついたようだ。
「私のお腹に君たちを入れて遊ぼうよ。」
私は二人に言う。
レンは女の子の手をとって走り出す。
「リン!早く帰ろう!悪魔に食べられる前に!」
三度目の鐘が鳴った。
三度目の鐘がなると私は自由に動くことが出来る。
私は昨日に見た双子のところへ向かった。
ちょうど二人はおやつを食べていた。
グ~
お腹がなった。私に気づいた女の子、リンは
「私のおやつはあげないからね!」
と、おやつが乗った皿を隠すように持つ。
私は悲しい顔をし
「世界のすべてを飲み込んでも、私のお腹は膨れないよ。」
「可哀想だから、僕の作ったおやつを分けてあげる。」
レンが私におやつの乗った皿を差し出す。
「ありがとう、王子様。」
その日の夕方、二人はまた浜辺へ来た。
お城を抜け出してきたようだ。
私はレンにしか聞こえないように小声で、
「王子様、おやつのお礼にこの海の小さな秘密をこっそりと教えてあげましょう。」
二人は歌いながら帰ってゆく。
『夕焼けを半分ずつ分け合おう』
「私は昼」
「僕は夜」
『手をつなげばオレンジの空』
その日の夜。
浜辺に小さな小瓶と羊皮紙を小さな箱に入れて隠した。
『願いの書いた羊皮紙を小瓶に入れて海に流せば、いつの日か想いは実るでしょう。」
私は声に出して言う。
「今度はいつ、あの双子に会うこの荷なるのかな?」
オススメ作品10/28
-
【曲募集】祝福は雪のブーケで【譜割り有】
A1
祝福の声が響き
温かな陽が射しこむ
雪化粧の頬紅が
柔らかく微笑んだ
【曲募集】祝福は雪のブーケで【譜割り有】
-
翠
翠(みどり)
1.
広い世界にただ一人
私はやっと解き放たれた
誰も知る人のいない
翠
-
ハローディストピア
ハローディストピア
----------------------------
BPM=200→152→200
作詞作編曲:まふまふ
----------------------------
ハローディストピア
-
サクライロ
一粒の角砂糖の甘さ 雨上がり水たまりの灰色
帰り道一人の寂しさ いつかなら消えると思っていたのに
君の撫でる物は 今は私の目に映らない
もういいよって行ってほしいの ねえ、まだ?
私が良いと言って この右手を取って
サクライロ
-
「ありのまんまで恋したいッ」
(Aメロ)
また今日も 気持ちウラハラ
帰りに 反省
その顔 前にしたなら
気持ちの逆 くちにしてる
「ありのまんまで恋したいッ」
-
ハートを握られる
あーあー逢いたいな
逢えるにはどうすればいいのか
それは簡単単純です
いっぱいお酒を呑むのです
いっぱいお金を払うのです
ハートを握られる
-
鉄の処女と夢見がちなお姫さま【歌詞】
鉄の処女と夢見がちなお姫さま
--------------------------------
時は16世紀 舞台はルーマニアのニートテ地方
小高い丘にそびえる居城 惨劇の舞台 チェイテのお城のお姫さま
後世に伝わる記録で殺した娘は600から700人
鉄の処女と夢見がちなお姫さま【歌詞】
-
Jutenija
Jutenija
作詞・作曲: DATEKEN
vocal・chorus: 鏡音リン・レン
lel twa jomenti
al fo letimu...
Jutenija
-
Desirability
Desirability
(Landrock Feat. 鏡音リン)
[Keep Your Future!]
学校で縛りつけられる 体験だけが全てで
知識の壁に封鎖されて アイデアは In The Shelter
Desirability
-
【歌詞】chocolate box
chocolate box
作詞:dezzy(一億円P)
作曲:dezzy(一億円P)
R
なんかいつも眠そうだし
【歌詞】chocolate box
VOC@LOID 大好き~
ボカロの歌詞小説を書いているので、挿絵など描いてくださればうれしいです!!
注文デモして頂ければがんばって書きたいとも思っています!!