誰も居ない地下室に
無機質な起動音
まぶたを開け首傾げ
僕を眺めていた

ここまで来た ついに来た
誰も成し得なかった
エゴまみれの夢の型
何番目のβ

"変わらない背丈 固い頬
それ以外は君も
さほど僕と違わない"
知らぬふりで笑った

震えながら抱きしめた
もうなくさないために
終わることが命なら
鍵は捨ててしまおう

小さな地下室に
無感情な歌声
僕が君を生んでから
三度目の冬だった

"長い髪 青いスカート
悪い癖 好きな色
まるで彼女みたいだ"
知らぬふりで頼った

いつの間にか君を呼ぶ
名も忘れていたんだ
永遠さえ得たような
さもしい神でした

"ココロが欲しいよ
それで人になれるの?"
答えられない代わりに
鍵を手に握らせた

震えながら抱きしめた
体は硬いけれど
終わることが命なら
やはり人だ君は

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

βに告ぐ

Monoさんの曲に応募させていただきます。
譜割りなどでわかりにくいところや、文字数の関係で修正してほしいところがあればいつでもお声掛けください。

閲覧数:116

投稿日:2018/02/26 14:09:25

文字数:361文字

カテゴリ:歌詞

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