今日から有紗（私）はオモチャだ。


ガラッ

美咲「わぁ学校来たんだ！私こいつといたくなぁい」

皆「そうだね。」

美咲「この前オモチャだった理恵ちゃん。」

理恵「ん・・・？」

美咲「こいつなら何でもしていいよ♥」

理恵「！？」

美咲「怖いの？（ニヤッ）」

理恵「っこっこわくないよ！」

美咲「おいオモチャちょっと遊ばして～」

有紗「・・・・。」

トイレに連れて行かれた
よく少女漫画であるシーンかと
思いきや。

美咲「オモチャさん。」

有紗「はい。」

美咲「髪の毛綺麗だねぇ欲しいねぇ～」

有紗「水はかけないのですか」

美咲「それは私がぬれるからやんない」

美咲は続ける

美咲「そのかわり・・・

　　　　　あんたの髪の毛…切っちゃう！」

有紗「やめてください！髪だけは！」

美咲「オモチャが私に逆らう権利なんてぇねぇんだよ！」

チョキ・・・・。はさみの音だ・・・。

有紗「やだ！」

美咲「暴力振るったら」

美咲「こうだからね♥」

有紗「いっ」！

そう手をはさみで少しさされたのだ。
まだそんなに血も出てない。深くもない。

ただこわかった。

とってもこわかった。

殺されると思った。

有紗「いやぁっぁぁぁ」

美咲「逃げちゃったぁ。」

[newpage]
次の日

有紗「おはようございます」

皆「ザワ。・・・・ねぇまた来たよ
　　　こりないね。　来ないほうが・・・。でも可哀想じゃないよね・」

美咲「おっはーおもちゃ」

理恵「ブ━━━━!!超うける！だっさぁい！」

美咲「理恵この子の髪いいよねぇ」

理恵「触ったら手が腐りますよぉ～」

美咲「そうだったきったなぁい！」

たえきれない。
もう嫌だ。
死んでやる？死ぬのは怖い。
でも死にたい。どうすればどうすれば
おもちゃだから発言権もない！
私は衝動的にトイレに逃げた。

有紗「死にたいよぉぉぉおおお！」


？「死んでも誰も構っちゃくれやしないよ」
？「死にたいんなら死んでもいーよ」

有紗「・・・誰。・・・！？」
有紗「なんで！？」

――――
続く―