わたがし雲の浮かんだ空で
ふいに目を覚ますの
ささやく風に両手引かれて
駆けだす白昼夢の中

指さしでほら、かくれんぼした
だれかを探したの
それからくらり、首をかしげた
太陽が目を閉じていく

夕暮れのオレンジ
飲み干したら少し甘くて
見つめた瞳から溶けだしそう

君色キャンバスに描いたきみの夢を見ていただけ
小さく広がった世界は夜空だけが未完成
「魔法をかけてあげる」なんて幼い声が聞こえたら
三日月ブランコに揺られて、星を巡る夢見るの

いちばん星をつかまえたなら
夜空はパレードだ
きらきら光る両目塞いで
星座を飛び越えていくの

片割れ星にのって
迷い込んだあの日は
きみと指切りをした
ふたりきりの約束

溜息浮かぶ夜
ふわりふわり不安になるの
きみも同じ星を見てるのかな

世界で一番遠い歌を歌うから どうか、きみに。
届いて わたしの想いだけ浮かぶここは寂しいよ
真っ新なキャンバスになぞったわたしだけが色づいたら
この手は待ち惚けのままでいつか忘れてしまうの?

真っ白なキャンバスに描いたきみの夢を見ていたいの
目蓋に広がった世界はひとりきりの未完成
「魔法をかけてあげる」なんて囁くきみを見つけたら
涙も星屑にかわってきみとふたり夢見るの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

君色キャンバス

きみの夢だけ見ていたいの!


teardrop(sm17956196)でもご一緒させていただいた
raiderさんの曲に使っていただきました!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19073369

閲覧数:228

投稿日:2012/10/08 22:26:00

文字数:531文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました