A
手に負えない感情がひとつ。
ここまで育つのに10年弱
B
久々に合わせた顔をお互いに
笑いあえるから余計に
その時間の重さがしみるんだ
S
義務教育中に身につけた
常識という名の偏見が
いまだに僕の恋路の邪魔をする
でもあの時間が無かったら
君と出逢えることもなかったんだな
そんなことを思ってる
A
思春期がした落し物には
”初恋”という名が書かれていた
B
苦々しい記憶と甘酸っぱさが
混ざり合ってた想い出が
閉め忘れた胸から浸み出した
S
義務教育中に身につけた
常識という名の偏見が
いまだに僕を締め付け苦しめる
もしあの時へと戻れたら
君に言いたいことがあるんだけどな
それは無理な話だね
S
義務教育中に身につけた
常識という名の偏見が
いまだに僕の恋路の邪魔をする
でもあの時間が無かったら
君と出逢えることもなかったんだな
いまも君を想ってる
僕と君と常識という名の偏見
アインシュタインの言葉である
”常識とは成人するまでに身につけた偏見のことである”
を使ってみたくて書きました。
偏見、という単語があるのでややBLぽいものになりました。
でもこういうのを書くのは楽しいかもしれない。
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