(1A)
街のネオンは
光の影に
孤独と不安を
ただ隠してる

人混みの中
紛れていても
そっと目を閉じれば
一人きりで

(1S)
廻れKaleidoscope
月の光で

溢れた吐息が
儚く
混ざって消えた

廻れKaleidoscope
心のドアに

閉じ込められてる
SOS
鍵は開かずに

(2A)
白いため息
闇を誘って
星空さえも
もう曇らせる

寂しいなんて
嘯いたって
雑踏の中へと
吸い込まれて

(2S)
廻れKaleidoscope
月の光で

虚飾の輝き
満たして
乱反射する

廻れKaleidoscope
心に映す

理想の幻
揺らして
また散っていく

(3S)
廻れKaleidoscope
月の光で

瞼の奥へと
滲んだ
淡い彩り

廻れKaleidoscope
その輝きは

微かに揺らめく
希望と
仄かに灯す
熱情


～かな詞～

(1A)
まちのねおんは
ひかりのかげに
こどくとふあんを
ただかくしてる

ひとごみのなか
まぎれていても
そっとめをとじれば
ひとりきりで

(1S)
まわれかれいどすこーぷ
つきのひかりで

こぼれたといきが
はかなく
まざってきえた

まわれかれいどすこーぷ
こころのどあに

とじこめられてる
えすおーえす
かぎはあかずに

(2A)
しろいためいき
やみをさそって
ほしぞらさえも
もうくもらせる

さびしいなんて
うそぶいたって
ざっとうのなかへと
すいこまれて

(2S)
まわれかれいどすこーぷ
つきのひかりで

きょしょくのかがやき
みたして
らんはんしゃする

まわれかれいどすこーぷ
こころにうつす

りそうのまぼろし
ゆらして
またちっていく

(3S)
まわれかれいどすこーぷ
つきのひかりで

まぶたのおくへと
にじんだ
あわいいろどり

まわれかれいどすこーぷ
そのかがやきは

かすかにゆらめく
きぼうと
ほのかにともす
ねつじょう