人間界には、「パパの日」というものがあるらしいじゃないか。

おい、子供ら。この世に汝を導いてくれたパパを敬えよ。

従うことが、神に喜ばれることだから。


…私には、パパがいないんだけどね。

え?なに、寂しいわけないじゃない…

寂しいわけ…

寂しい…わけ……



う、寂しい……

神だけど、こればかりはねじ曲げられない事実。

私は先代神から生み出されて、物心つく前に消えてしまっていた。




だから。




お前たちが私の代わりに、パパに尽くしてやれ。その日くらい。

うざったいかもしれない、いつもは。

だけど、たまにはやさしくしてやるんだ。

また明日から「仕事がんばろう」って、思ってもらえるように。

なんでもいい。尽くしてやれ。





………ったく。

変なこといわせやがって。

性に合わないんだ、こういうのは。














って、いうのはどうだ?うそぴょーーん!!

悲しかったか?同感したか??ははは!!

私のパパはピンピンしてるっつーの!!めっちゃイケメンだし!

あんな偉大なパパ、死ぬわけないしっ!!!!


あーー、おもしろかった!!








ーーーーーーーー台所にて。

「あなた、この口紅はなに?それにこのマッチ。キャバクラの名前がかいてあるのだけど」

「え、ああ。うう~ん…ミク、助け…    ぎゃああああああああああ!!」

「死ね!浮気やろぅがっ!!!」

「うぐやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!???……………がくっ」




死んだーーーーーーー!!パパ死んじゃったよっぉぉぉぉぉ!!!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

初音神・四wwww

パパは後にミクの力で生き返りました。
ミクって、パパって呼ぶのかな、お父さんのこと。

閲覧数:57

投稿日:2010/06/19 19:59:01

文字数:689文字

カテゴリ:小説

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