ゆらゆらゆら 視界の端 横切った期待、光
ふわふわふわ 一抹でも 見えていたのに 今は……

揺らぐ たゆたう 憂いて恋は 深まるほど暗鬱
不覚 馬鍬う 薄ら記憶 
爆ぜ、涸れ、沈み逝く

嗚呼 明日が
嗚呼 呼ぶけど 木っ端な僕は塵になる
ただ鼓膜が張り切れそうさ いっそこのまま独り……

あれから 幾つかの夜が訪れ別れて
かなしみも ほら 紡がれ解かれ
瞳孔の奥から 噴き出そうに揺らぐ
はらり 落ちる マリンスノウ


君の隣 夢の浅瀬 桟橋から飛び込め
日々の航海 不気味なほど ドラマは転じない

ほら 見つけて
ほら 塵散りさ きっと掻き分けすくってよね
零cc この肺胞は きっともう駄目だろう


ちょっとだけ恋に深く溺れ
僕はもう ぺしゃんこになりたい
身体は水圧へと 抱かれ
懐かしい夢を見るでしょう

二人に 幾つかの夜が訪れ別れて
かなしみも ほら 紡がれ解かれ
瞳孔の奥から 噴き出そうに揺らぐ
はらり 落ちる マリンスノウ

これから 幾つもの夜が訪れ別れて
よろこびも ほら 紡がれ解かれ
瞳孔の奥から 光を放つよ
僕の 僕の マリンスノウ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

マリンスノウに弔いを【♪】

マリンスノウは海に降る雪とも呼ばれる美しい物象だけれど、その内容はプランクトンの死骸から作られている。
けれど美しく、そして深海に生きる生物の餌となり活かされている……。

深海でのそんな風景を浮かべて、失恋と重ね合わせました。


※1027噴き出そうに揺らぐ→揺らぎ噴き出そう(ゆらぎ ふきでそう) に、こちらの表記も変更しました!

※1029 文字数違っていたところの歌詞、修正しました。
歌詞の打ち込みが終わりましたので、ひらがなを削除しました。前のバージョンには残っております。

閲覧数:347

投稿日:2018/10/29 22:50:19

文字数:486文字

カテゴリ:歌詞

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