君と渚と青い夏

雲がはれた 海辺の町
上着を すぐに脱いで
首のボタン 外しくつろぐの
さざなみに 会いたくて

静かな朝早く ドア開けた 汗ばむ君が
窓際に座って Ah……

さりげなく 近付いて
かきあげた髪が ふわりと 風にゆれる
微笑みに 照らされて
始まる夏の 物語

屋根の下で ガラスを拭いて
少しの 別れ告げる
濡れた壁を 滑り落ちるのは
水だけに しておいて

もうすぐセミ達も 出てきては 鳴きだす頃ね
ざわめくその前に ねぇ

さりげなく 触れ合って
飛び出した砂の 足元 波が寄せるまで
この気持ち 受け止めて
悩む瞳が 悲しいね

毎日聞き慣れて いたはずの 小さな音が
二人を遠ざける Ah……

いつまでも そばにいて
ファイルに挟んだ 紙束 後回しにして
遊ぼうよ 明日から
始まる夏の 物語

さりげなく 近付いて
かきあげた髪が ふわりと 風にゆれる日々
微笑みに 照らされた
君と渚と 青い夏

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

君と渚と青い夏(oharankoさん作曲)

「海の側にある学校の、夏休み前の終業式」のイメージです。
「渚の~」というどこぞの名曲ばかり出てきて、タイトルには相当悩みました。

閲覧数:1,065

投稿日:2015/04/17 14:06:02

文字数:417文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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