【巡音ルカ】争乱の彼方に【和風ロック】

争乱の彼方に　／　エチルＰ

彷徨う影を目で追いながら
幾度　願いを切と抱き
崩れぬ様　壊れぬ様
辿り着く事　願う

絡み合う心　今は成さず
孤独を噛み締め　声枯らし
儚げな華は　刻々と
尽きる郷　臨んでる

麗しき君は　誇り高く
携えし才は　威信となる

奪い去り　敗れ　還るのなら
その小さな手で探し求め
染まれ　廻れ　狂おしく
侘しさと共に我は散る

傷を知り　揺らぐ　時代（とき）は動く
運命に抗いその身を焦がし
吹かれ　仰げ　金色空（こんじきぞら）
泡沫の如く　夢と絶える…

何処へ向かう　現身（うつしみ）の影
二人出会いしは　名も知らぬ地
湖畔に浮かぶ　花弁は
螺旋を描き　眠る

戦の禍根よ　紅く犯され
焼け果てた原に　朧月夜

鮮血滲ませて
望むは　安息の生

背中（せな）押され　唄う　終（つい）の調べ
降り注ぐ星は　光淡く
重ね　響け　永遠に残る
翻し衣　血に染まり

呑み込まれ　迷え　道ノ導（しるべ）
昇り行く月に　想いを馳せて
離れ離れ　言ノ霊よ
切り裂き疾風よ　刃となれ

奪い去り　敗れ　還るのなら
その小さな手で探し求め
染まれ　廻れ　狂おしく
侘しさと共に我は散る

呑み込まれ　迷え　道ノ導
昇り行く月に　想いを馳せて
離れ離れ　言ノ霊よ
切り裂き疾風よ　刃となれ…