君と見た空を　思い出して
今にも飛んでいけそうな
初恋のトキメキを覚えた
あの空を…君も覚えてますか?

桜の華が咲くこの春に
君はいつも笑顔で
桃色の欠片　空を彩る
てのひらに落ちて　儚く消える
季節外れの雪のよう

やわらかな光に包まれても
思い出の唄を歌っても
もう君の笑顔は見れないんだ
甘酸っぱいさくらんぼ　一口かじって
そっと涙が頬を伝う
蒼い空がなぜか懐かしくて
いつまでも眺めていたかった


青い雫が　こぼれ落ちて
心まで雨模様に染まる
それでも雨は　止まなくて
思わず涙がこぼれゆく

あの日の君との約束
「ずっと笑っていようね」
無理とわかっていても
永遠を　君を　信じていたかった

星空に願いを込めて　今日も眠る
淡い月明かりに　未来を託して
三つ葉の中から　四つ葉を探すように
不器用な私は　ずっと君の面影を探してる


会いたい　君に会いたいよ―…
想いが募ってくなかで
過去に戻りたい私と　未来に進むべき私がいる
今は過去を忘れて　明日へ歩んでいこう
泣かないように　立ち止らぬように


桜吹雪の中　君の笑顔を思い出す
君との日々（おもいで）を　胸にしまって
雨上がりの空に　笑っている私がいる
「もう泣かないよ」
そう　空に約束して―