青い眼をしていた鳥は
果てしない青の向こう側を
覗き込んでいた

吹き抜けた風は馳せることなく
曖昧なまま通り過ぎていく

限りなくゼロに近い答えは
次のイチに進む為には
羽ばたかなくちゃいけない

ドアを手で叩けば
秒針が進んでいくはずなんだ

きっと君となら啄まれた
時間を取り戻せる

過ぎ去った重なり合った
手の温もりはたぶん

忘れ去ることなんて
出来ないんだろうけど

月日の気だるげな嘘に
少しだけ浸るのも
悪くなんて無いかもしれない

帰りに買ったサイダーを
自転車の籠に入れて走って

炭酸が抜けた頃に飲む
変に生温い味があの時の
手のひらの感触に少しだけ似ていた

失くしたばかりの
四月の四番通りのあの日のままで

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プロペラと歯車

五月じゃないのに年中五月病です。

閲覧数:182

投稿日:2018/10/22 16:54:32

文字数:317文字

カテゴリ:歌詞

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