A
貴女を誰よりも…
結びの名と並べて
現(うつつ)は夢にと交わした愛図(あいず)
微笑む声代わらぬ人ね

B
何気ないひとことに
隠された微熱の息
融(と)けた夢の中ふたり
秘め事は甘く犯す

S
仮面を扇(せん)を手に
向かう先は仮面舞踏会(マスカレード)
ゆるむ笑み浮かべた熱
ここでなら愛せるの
夢現(ゆめうつつ)の如く

A
貴女は誰よりも…
「愛しい」と綴る文字
震える心を現す愛図(あいず)
微笑む表情(かお) 代えれぬ人よ

B
零れゆくひとしずく
雄弁な瞳(ひとみ)の奥
苦しめるのは私ね
出来ないの手放すなど

S
Dressを笑み纏い
素知らぬフリして交わせば
人はただ友と呼べる
瞳(め)の奥の熱は見ず
心を繕った

B
「愛してる」交わすほど
現実(いま)が見え揺れる視界
秘密が蝕む心
抱(いだ)く手を放せはせず

S
仮面も Dressも捨て
囚(とら)われることなく囚(と)らう
宵の闇雲は隠し
貴女を抱(だ)きしめ
ひとこと「愛してる」