空に冷たい風が吹く 夜明け前のベランダで
曇り空を眺めながら タバコを吹かしている
今にも空は泣きそうで それでもまだ静かで
雲の隙間から見える蒼 未だ途切れない希望
どうしてこの手を伸ばしても
掴めず指をすり抜ける?
触れても逃げていく感情で
傷つく前に姿隠した
こんな気持ちを知ってしまった
君との日々はこれで終わり?
醜い未来に変わる前に
全てを流してくれよ
空に淀んだ風が混じる 夜明けの蒼は深い
見上げれば何も見えず 光は消えただろう
思い切り降り出してくれれば
僕も楽になるだろうか?
降り続ける君の涙の下で
濡れて走れればねぇ
君の傍に誰も居ない
それが ただ 虚しい
もしもこの手が届くのなら
抱きしめられるのに
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