なんでなんで、なんでなんて
自分に聞いたって
答えなんてかえってこない
決まってるんじゃない



窓の下に横たわる
無気力症の僕は
このところの不幸続きを思い返していた
気分が落ち込んでれば
考え方だって鬱。
どんどん暗いベクトルに引き込まれていく

『生きるってなんなの?つらいことだけなの』

部屋に響く嘆きが矢になり襲いかかって来る


なんでだってどうしたって
悲しいもんはかなしい
上司の横暴だとか
先日フラれただとか

なんでなんで、なんでなんて
意味もない問い掛けの
理由は世界の仕組みと
比例してるきがする



窓の下に横たわる
無気力症の僕は
自分の存在意義について考えていた
会社は僕がいないほうが
よく回るらしいし(当社比)
彼女にはつきあってたのかも忘れられていた

『なんで生きてんの?いる意味ってないだろ』

かすれた声と視界がみじめに零れてゆく



なんでったって、そりゃあだって
…自分にもわからない
考えたくないもんだ
ああ頭が痛い

なんでなんでなんでなんで
いいすぎて声が枯れた
思考回路を放棄して
一度顔を洗おう



起き上がるとテーブルに小指ぶつけ
滲み出た血と傷みが僕の目を覚ます

『生きてんだよ。息してんだよ。』

それが事実でそれが答え


なんでだって、いんじゃないか
生きてる意味とか
生きとし生けるものすべて
本能で動いてる

なんでなんで、なんでなんて
自分に聞いたって
明日になれば忘れて
仕事に戻ってる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

実によくある日常

やなこと続くと
あーー
っていろんなことが連鎖して自分がなんなのかわかんなくなるけど
そんなこと何度だってあるわけで
考えたって自分の全部を自分が分かってるなんてなくて
きっとどこかの自分が生きろっていってるんだって

そうやって毎日を乗り越えるそんな当たり前の歌です

閲覧数:100

投稿日:2015/06/04 01:02:28

文字数:636文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました