ジャケット

朧月 照らす海のその下で
言い知れぬ 思いを抱く潮騒
忘れられた人魚の声

暗(く)れ惑って 煩うその唇が
歌い紡ぐのは明星の唄

水面(そら)に上る泡沫(うたかた)を追って
掴みかけたのは 微かな淡い光の夢

深い海は寒く狭く暗く 思いの丈を押しつぶしてしまうから
今 見つけた宵月が 滲んでいたのはきっと
無知なる私の所為 故(ゆえ)なのでしょう


散りばめた 星はどれも悲しくて
見つめれば 消えそうなその灯火
海を想う 月の雫

こんなにも恋しい 海に触れることすら
叶うことはなくて ただ見つめてる

もしも月が飛べたら この海と
永遠にずっと 共に居れたのでしょう

遠い空は高く広く青く 手を伸ばすにはとても遠すぎるから
今 泣いてる宵月の 御使いの蝶や鳥は
空と海を渡り飛び行くのでしょう


深い海は寒く狭く暗く 空からの光を求めてしまうから
今 舞い行く胡蝶には 涙の痕がきっと
未だに見ることが出来ないのでしょうか

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【初音ミク】想い月【オリジナル曲】

「想い月」
作詞:上空海雨さん
作曲:てまりと
絵はやよさんからお借りしました。

人魚姫、蝶、月を連想しながら作った曲です。
これが初めて作曲したミク曲なので思い入れがいろいろと!

閲覧数:409

投稿日:2011/11/18 19:26:24

長さ:05:24

ファイルサイズ:5MB

カテゴリ:音楽

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