ほら 変わらないあの痛みが
思い出を飛び出して また
まだ強くなれない
心を嗤(わら)って泣いてる

思わず俯(うつむ)いた
霞(かす)んで見えたから
諦めてまだ見れていない希望はないか?

嫌(きら)って嫌(いや)って泣いたって
あの日は あの日と共に消えてしまった
最後なんて目も当てられない
一人で抱え込み ただ生きた

オモイダシナキ 沈んだ
またと無いさって願いもしない
いいさ それでまたあの日と違った
同じ日を生きてゆく


笑う 変わらない いつもそうだった
心は今更だって伏せた
まだ強くはないよ
誰だってきっとって祈る

救いは自(おの)ずから
助けてくれるものだと
砕けてしまいそうな心は
待つしかないだろう?

せめて嗤(わら)われぬような
あの日の心が死ぬような
何でだって こんな嫌なのに
掘り返して 勝手にただ泣いた

オモイダシナキ 何十何年
止まったまま育つことのない
いいさ それでまた何百十年
弱くはないさ もうここまで来た


まだ変わらない 同じ傷は
形を今も保ったままで
泣きじゃくって沁(し)みた
「痛いよ」って泣いて
また泣いて また泣いて
また泣いて また泣いて
まだ泣いて 堪(こら)えては泣いて
また泣いて どうしたって痛い
だって痛い 泣いていたい
だって痛い もういらない
もういらない


何度 嫌(いや)って泣いたって
あの日が 心と共に死ぬはずもない
数時間で止んだ 揺れる景(けい)は
あの日と同じ これからも同じ

オモイダシナキ きっとどんなに
声をあげてみても死なない
いいさ それで霞(かす)む あの日を忘れて
また思い出してしまっても
また泣いて生きてゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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『オモイダシナキ』歌詞

閲覧数:712

投稿日:2014/06/21 19:58:50

文字数:716文字

カテゴリ:歌詞

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