街を行き交うアベックに
在りし日の僕らを重ねて
また抑えられない吐き気をトイレに流した

あんなに愛し合っていたのに
これが運命だったんだって
君に会うために生まれてきて
君に似合う人になろうとしたのに
なんでなんでって
男らしくもないや

(サビ)
君に出会わなければよかった
そうすればこんな思いをせずに済んだのに
今はまだ立ち直れそうにないや

そうやってまだベッドの上に
塩辛い臭いを残す

こうやって腐ったまま死んでしまえるのならそれでもいい
見事なまでに滑稽な僕の死に様を
君が見たら何を思うのかな

でも僕はなんでか
それがすごくカッコ悪く思えてしまったんです
変わりたいって
見返したいって
強くなりたいって
望んでしまったのです

さあ窓を開けて
思い切り深呼吸して
自分をもっと輝かせるために
惜しげも無い努力を重ねよう

(サビ)
君に会えて本当によかった
まだ残る胸の痛みや後悔
君との思い出全てを糧に
僕はもっと強くなるよ

ありがとう
僕の愛した貴方(ヒト)