指先触れた、ダイヤルに吸い込まれ。
言葉ささやく、イタズラに笑った。

口先だけの 留守電を聞かされて、
頭抱えた。僕の名は神様。


人の声、聞いてみた。
夢、希望、愚痴を。

人の声、耳障り。
もう聞きたくない。

僕の声、届かない。
耐えた、独り、ずっと。

僕の声、聞く気ないのに、電話は鳴る。


愛想の尽きた頷きに、喜んだ。
構想の果てに、意味のない戯言(ざれごと)。

迷走の先に人は立つ。「わかってるの?」
創造の為に僕は聞く、君の声。

吐き出した言葉の意味を分かってない。
繰り返す、希望の声は向きを変えた。

吐き捨てた言葉は僕に放り投げた。
任せきり。君は、プツリと受話器置いた。

69億件分の留守電は、
僕の頭をいつまでも悩ます。
69億件分の留守電は、
僕の頭でいつまでも鳴り響く。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

6900000000

キョトンP作曲 作詞いたしました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13380008

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投稿日:2011/01/23 00:27:54

文字数:356文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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